蚊の対策。庭やベランダで大量の蚊が発生したら・・

夏になると大量に発生する蚊・・・
我が家は、庭でバーベキューや子供のプールをよくやるのですが、まぁ蚊が凄くてテンションが下がる事もしばしば・・
そこで、色々と対策を調べたので、ここでご紹介したいと思います。
蚊の対策 屋外の水たまりを無くす

よく知られている事ですが、一番の原因は水たまりです。
水たまりと聞くと、雨上がりに出来るような水たまりを想像する方も多いかもしれませんが、蚊の幼虫であるボウフラは、わずかな水が入った容器や、壊れたタイヤに溜まった少量の水でも生きていけます。
それまでは、「うちには水たまりはないな」と思っていたのですが、改めて庭を見ると、子供のおもちゃのシャベルのわずかな窪みに雨水が溜まっていたり、使っていない鉢の受け皿水が溜まっていたり、と案外気づかない小さな所に色々と水が溜まっていました。
このわずかな水にメスの蚊は産卵するんです。
それからは、少しでも水が溜まりそうなものは裏返して置いておくように心がけています。
ボウフラは約2週間で蚊に成長します。少なくとも2週間毎にお水を捨てましょう。
蚊は遠くまで移動出来ません。蚊がいるという事は、その辺で成長した可能性が高いという事です。
もしも、普段使いしている植木鉢の受け皿など、どうしてもこまめに水を捨てるのが大変な場合は、銅を入れておくとボウフラ対策になるようです。
が、一般的に効くと言われる銅線は、試したところ、あまり効果はありませんでした。
蚊の対策 蚊とりボトル
日本でも蚊とりボトルは、一時期話題になりましたよね。
フィリピンでは効果絶大だったそうで、材料は「ペットボトル・水・砂糖・ドライイースト」と家にある物で手軽に出来るので、私も以前試してみました。
が、残念ながら、我が家はほとんど効果はありませんでした。
何が原因か調べてみたのですが、雨風がしのげる環境や、蚊の量や気温など、色々な条件がうまく合わさらないと効果は期待出来ないようです。
その条件と我が家の条件を重ね合わせ、更にこのボトルを作る手間暇や、定期的に中身を取り合えなければいけない労力を考えると、余りおすすめは出来ないと個人的には思います。
蚊の対策 ハーブや蚊が嫌いな植物を植えよう

蚊対策には、ハーブが有効という話もよく耳にしますよね。では本当に効果はあるのでしょうか。
特に蚊に効果的と言われるハーブは
- レモングラス
- ペパーミント
- ゼラニウム
- 大葉
- バジル
- ローズマリー
- レモン・ユーカリ
- 蚊嫌草
などが挙げられますが、全部を試したわけではないのですが、大葉とバジルは我が家は全っく効果はありませんでした。
蚊が臭いを嫌って逃げると思いきや、普通にバジルや大葉の上に蚊が乗っていました。
そこで、また調べてみたのですが、これも条件があるのか、効果があった人はちらほらで、基本は全く効果がない、という意見が多いようです。ただ、効果があった方もネットではいらっしゃったので、もしかしたらあなたのお家では効果があるかもしれないので、試す価値はあるのかもしれませんね。
特に、大量に植えていると良いとの話もあったので、もしかしたら我が家は蚊の量に対し、ハーブの量が少なかったのかもしれません。
ただハーブは食べれるので、この中でお好きなハーブがあれば、とりあえず試してみると良いかもしれません。
蚊の対策 環境を整える

蚊は、植物の葉陰や、半日陰になる場所、湿気が多い場所が大好きです。
木や草が茂っていたら、ある程度切って風通しを良くしたり、蚊の隠れ家となる雑草を切る様にすると、ある程度蚊の量は減ります。
そして、蚊は黒っぽい服装に寄ってくる習性があるので、蚊が多くいるところに行く際は、極力白っぽい服装で行きましょう。
蚊の対策 蚊取り線香を使う

かなり王道の王道ですが、目に見えて効果があったのはこれでした。
今は海外でも「katorisenko」として有名ですが、日本の蚊取り線香の効果は海外でも絶賛されるほどです。
実際、以前タイを一人旅していた時に、現地で知り合った外国人と感染症の話になったのですが、日本の蚊取り線香を大絶賛していました。類似品は彼らの国でもあるけれど、日本のものと性能は比べ物にならないとか。
自転車で世界一周をしている友人も、日本の蚊取り線香は日本から大量に持っていくとの事でした。
そんなわけで、我が家では、庭で長時間何かをする時は、何箇所も蚊取り線香を置くようにしています。
さすがに全滅はできませんが、蚊の量が減って快適に庭でも過ごせるようになりました。
蚊の対策 蚊取り線香の効果的な使い方
蚊の行動範囲は20メートルほどですが、蚊取り線香の効果がある範囲は2-3メートル(大体6~8畳くらいの広さ)、時間は7時間くらいです(メーカーにより違います)。
置くポイントは風上です。
ただ、屋外だと風の方向は一定ではないので、だいたい数メートルおきに置くと良いでしょう。
余談ですが、煙で蚊を退治していると思っている方も多いかと思いますが、実は「ピレスロイド」という目に見えない成分が蚊取り線香から出ていて、それで蚊をやっつけているのです。
蚊の対策 まとめ
殺虫剤も効果的な様ですが、うちはあまり毒性が強いものは普段から使用しないので、今回レポートは出来ませんでした。

この様なものも使っていますが、効果はどうなんでしょ・・・と言った感じです。
ただ、自分の家ばかり気をつけても、結局は近所の水たまりや茂った庭から蚊が入ってくるので、経験上100%の蚊対策は残念ながら無いと思います。
それでも、庭に出るときは、虫よけスプレーをし、なるべく白系の長袖を着て、大量の蚊取り線香作戦&普段から水たまりを無くす&草木を大量に茂らさない事で、かなり蚊からの悩みは開放されました。
なかなか蚊は手強いですが、色々工夫をし、快適な夏をお過ごしください。
スポンサードリンク