スイカ割り 夏到来!スイカ割りの楽しみ方

海水浴のお共に定番のスイカ割りですが、日本人ならやった事がある方も多いのではないでしょうか。
単にスイカを棒で割る、と今まで思ってましたが、実はスイカ割りって奥が深い事をご存知でしたか?
今日は、スイカ割りについてご紹介します。
これを参考に、今年は本格的にスイカ割りをやってみてはいかがでしょうか?
スイカ割り 実はあった公式ルール

以前、みかんの剥き方の公式ルールをテレビで見た事があったので、スイカにもあるのではないかと思い、調べてみました。
やはり、ありました!
☑ 『砂浜』又は、『芝生の広場』が最適
☑ スイカまでの距離は5m以上7m以内
☑ 直径5cm以内、長さ1m20cm以内の棒とする
☑ 競技者はすいかを『割る人1名』と『サポーター複数』で1組とし、キャプテンを決める。
☑ 審判員となるには、すいかが大好きであること。
☑ 回転方向は右回りで、回転数は5回と2/3回転とする。
☑ 割る人の持ち時間は1分30秒
☑ 審判員は、競技終了30秒前と10秒前に報告する。
☑ すいかに当たらなかった場合、時間内であれば3回まで棒を振ることができる。
☑ 勝ったチームは、すいかを食べる権利があり、負けたチームは、残ったら食べることができる。
愛嬌があって楽しいルールですよね。
スイカ割り 外国でもスイカ割りはあるの?

スイカ割りの歴史を調べてみると、「豊臣秀吉が・・」「江戸時代に・・・」「室町で・・・」「諸葛孔明が・・」などなど、諸説あるようです。
ま、楽しくて美味しければ何でも良いので、ここではスイカ割りの起源はさておき、外国ではスイカ割りってあるのでしょうか。
知人のアメリカ人に聞いてみると、「スイカ割り」自体はどうやら日本の文化らしいのですが、日本のアニメなどから知る外国人も多いようです。
アメリカのサイトを調べてみると、この様な動画がたくさん出てくるので、外国ではこうやって遊ぶ方がメジャーなのかもしれませんね。
このようなやり方より、こちらの「ピニャータ」が非常にスイカ割りに近いかと思います。
ピニャータとは、主に南米のイベントで行われ、中にお菓子やおもちゃなどを詰めた紙製のくすだまの様なものをぶら下げ、子供たちが棒で叩き、それを割って遊ぶゲームの事。
今では南米以外でも、色々な国で楽しまれています。
余談ですが、スイカ割りは夏しか出来なかったり、場所を選びますが、このピニャータは季節を問わずどこでもでき、とっても盛り上がるので、子供のイベントがある時にやってみると面白いですよ。
ピニャータはなかなか日本では手に入りにくいのですが、手作りも可能です。
ピニャータの詳しい説明はこちらをご覧下さい。
ピニャータ スイカ割り?!イベントで子供に大人気のゲーム!
スイカ割り ユニークなやり方

スイカ割りは楽しいけれど、毎回単に目隠ししてスイカを叩くだけでは、飽きてしまうかもしれません。
そこで、少しアレンジしたゲームを紹介しますね。
☑ 使う道具をくじ引きにする
目隠しの代わりに、ユニークだったり恥ずかしい形のメガネ(見えない様にフレーム部分は紙などで覆う)や、割る道具もふにゃふにゃの棒やうちわ、などあえて割れない物や面白い物を使うと、盛り上がると思います。
☑ ぐるぐる回ってからのスイカ割り
目隠しをしているので、危険が無い程度の回り具合にしましょうね。
☑ ちょっとアダルトなアルコールすいか

アメリカで人気の食べ方なのですが、ここは日本人らしく、スイカ割りで試してみても面白いのではないでしょうか。スイカに小さな穴をあけ、焼酎やウォッカなど瓶ごと刺して、お酒の瓶が空になるまで放置します。
ベストは食べるまで冷やすことですが、無理なら常温のままスイカ割りをしましょう。最低でも数時間かかるので、早めに準備しておくと良いですね。これはかなり度数が濃くなるので少しずつ食べましょう。
スイカ割り 必要な道具

☑ 叩く棒
バッドや要らないモップの柄など、何か硬い物があればそれを使いますが、なければ新聞紙や広告などを何枚も巻き、仕上げにテープを巻くとかなりの強度が出ます。
☑ 目隠しに使うもの
タオルがよく使われますが、厚すぎて後ろで結びにくかったり、汗を拭いた後のタオルだと臭かったり、頭の大きさも個人差があるので、お勧めは「アイマスク」です。かさばらず持ち運びにも便利ですし、なければ100円ショップでも買える手軽さです。
☑ スイカの下に敷くもの
割れたスイカは砂や汚れが付きやすいので、レジャーシートなどを敷いておくと、衛生的に食べれるし、片付けも簡単です。
☑ 手や道具を洗う水

スイカ割りに水は必須です。思ったより手などがベタベタになるので、手や道具を洗ったり、汚れたスイカを洗うにも便利です。
このような小さなタンクが100円ショップで数百円で売っているので、近場に海や水道が無い環境では、これ1つあるだけで全然違いますよ。
出典:http://karistyle.exblog.jp/24719276/
☑ 包丁・ゴミ袋
割れたスイカは等分ではないので、包丁は切り分けるのに便利です。
スイカはゴミが多いので、ちゃんと掃除をしてゴミは持ち帰りましょう。
スイカ割り すいかを冷やしておく方法

出来たら冷えたスイカが食べたいですよね。
極力冷えた状態を保てる方法をご紹介します。
☑ 発泡スチロールの箱
クーラーボックスは誰もが思いつくと思いますが、そこに入らない場合は、発泡スチロールの箱が大活躍します。わざわざ買う必要はありません。スーパーで聞けば大抵あるので、そちらで無料で貰いましょう。魚用は生臭いので、野菜用の発泡スチロールを貰うと良いですよ。
☑ 子供用ビニールプール
現地で水が調達できる様であれば、子供用のビニールプールに氷を入れて冷やしてしまいましょう。この場合、空気入れがあると作業も早いですね。大きいバケツがあれば、それで代用も可能です。
これだと上が開いてしまうので、その場合はスイカの上に濡れタオルを置いておくと、冷えをキープできますよ。
氷は、板の氷の方が解けは遅いです。また、袋を空けずにビニールプールの水に入れておくと、氷が溶けた後にその水を飲む事も可能です。
☑ 川で冷やす
スイカは浮いてしまうので、水に浸かっていない部分は温くなってしまいます。水に浸かっていない部分は、こまめにくるくる回すようにするか、タオルに包んでからネットに入れましょう。また流れがあるので、スイカが流れない様、大きめの石で囲いを作るか、ネットにスイカを入れ流れない様に固定しましょう。
※ 避暑地などの川が冷たいエリアでは、スイカも冷えますが、比較的暑いエリアでは、冷えたスイカはあまり期待できないかもしれません。
スイカ割り 豆知識・いつが食べごろ?甘いのはどれ?
折角なので、スイカの食べごろも勉強しちゃいましょう。

出典:http://www3.ic-net.or.jp/~yume-fac/motonari/suika_erabi.htm
美味しいスイカを選ぶ時は、スイカの下部(ツルとは反対の方)を見ます。
下部の穴が大きければ大きいほど、食べごろ=日持ちしない=完熟となり、逆に穴が小さければ小さいほど、日持ちするという事になります。
ですので 「明日スイカ割りをする」 と言う場合は、右側の穴が大きいのを選びましょう。
逆に数日後にやる場合は、左側の穴の小さいのがおすすめです。

シマ模様がハッキリしていればいるほど甘く、黒のシマが激しい羅列模様であれば更に美味さが期待できます。
スイカ割り まとめ
スイカ割りはゴミの後始末が少し面倒くさいですが、きちんとお掃除して、存分にスイカ割りを楽しんで下さいね。