梅雨 うつに気をつけて! うつ病が悪化しやすい傾向と対策


 

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今年も梅雨の季節がやってきました。

1日中ジトジトジメジメ……。

空模様と同調するかのように気分も陰鬱としてきますよね。

梅雨時のこの鬱々とした気分はどこからやってくるのでしょうか?

 

それは脳からやってきます。

 

季節性のうつは一般的なうつと同様、脳に機能障害が起こることで発症します。

2つのうつの違いは発症パターンが規則正しいかそうでないかです。

季節性のうつは梅雨時及び、秋から冬にかけて気分が落ち込みます。

 

梅雨 うつ 季節性うつ病


 

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季節性うつ病、季節性感情障害(SAD)ともいいます。

季節にともなううつ病として「梅雨うつ病」「冬季うつ病」があります。

 

女性に多く発症し、ある時期になるとうつ病に似た症状が出ます。

 

主な症状は、

☑ 理由がないのに気分が優れない。

☑ 仕事や家事にやる気が出ない倦怠感。

☑ どんなに寝ても眠たくなる過眠。

☑ 食欲がセーブできない過食などが

 

冬季に症状を訴える方が多いですが、梅雨時の発症もあります。

 


梅雨 うつ 梅雨時に起こるうつ病とは


 

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梅雨に起こるSADは、気分の落ち込みや倦怠感のほか、食欲の低下や不眠といった症状が多く出ます。

梅雨時には、日照時間が少なく、雨や曇りが何日も続きます。梅雨時に気分が落ち込んで憂鬱になることは、誰しも経験があるのではないでしょうか。

 

梅雨には気分を沈める理由があります。

 

☑ 湿度が高すぎる。

→ そのため不快であるということ。日光不足はセロトニン不足となり気分が晴れません。


☑ 気圧の変化

→ 自律神経のバランスが崩れやすくなり、睡眠障害や疲労感が増すなどの症状につながります。



セロトニンは心の安定に深く関係する脳内物質です。不足すると情緒不安定になります。

太陽がしっかり浴びられるなら、精神が安定して気分が塞ぐことも少なくなります。

 

梅雨 うつ 梅雨のうつへの対策は?


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☑ ジメジメしているときは、エアコンで湿度を一定に保ち、不快にならない工夫をする。

☑ セロトニンを生み出す元、トリプトファンとビタミンB6 を多く摂るように心掛ける

(大豆や赤身の肉に多く含まれています。難しい場合はプリメントを利用する手もあります。)

☑ 食事は、無理をするのもよくありませんが、なるべく3食摂る。

☑ 大豆、豆乳、ヨーグルト、バナナは睡眠をうながし、精神安定にも効果的。

 

これ以外でも、アロマテラピーを試したり、入浴時にアロマを加えて気分転換するのも良いでしょう。

お風呂で体を温めることは、毎日の疲れをリセットさせるのに役立ち、セロトニンも増やします。

入浴をはじめ、規則的な生活をするのも効果的です。

 

どうしても憂鬱でどうにもならないときは、医師に相談してください。投薬という手もあります。

 

 

梅雨 うつ まとめ


 

梅雨は毎年やってきます。しかし、自分の体を健康に保ちながら、楽しい夏を迎えられるよう、梅雨の間の注意点をよく知って、梅雨と向き合いたいものです。

皆さんも、季節性のうつには気を付けてくださいね。
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