交通事故示談 保険屋の提示額にハンコを押す前にちょっと見て!

交通事故にあってしまった時に、あなたはどうすればいいかわからないですよね。
自分が加害者なら、自分の保険屋に「金払ってんだから、なんとかしてくれ!」と言えるのですが、被害者になった場合には、自分の保険会社は何もしてくれません。
そうなると病院への通院費や慰謝料など、どうやっても相手側に払ってもらわなければなりません。
そんな示談の仕方なんてわからないですよね・・
その他の交通事故のケースはこちらをご覧ください。
交通事故 その事故もう悩まないで!ケースごとに専門家が優しく説明します
交通事故示談 交通事故の示談とは?

交通事故の被害者になった人がやっと示談したよ~
相手の提示金額が低くてさ~
なんてことをちょっとでも耳にたことはないでしょうか?
「示談=和解契約」と思っていた方が分かりやすいです。
この事故の件で和解契約をしたので、蒸し返しはしませんと言う事です。
示談したら追加請求が難しくなるので、基本的には1回で保険屋の提示金額にハンコを押さないのが条件です。
一番安い金額で言ってきますからね。
交通事故示談 示談はどういう時に必要?

示談は交通事故をした際、被害者が怪我をしてしまった場合に被害者が入院したり、通院したりします。
また交通事故によって怪我をした時に体の痺れ等の障害が残るかもしれません。
車の壊れた部分の修理代や代車等、加害者が被害者に与えた損害の費用と慰謝料をひっくるめた合計金額を提示します。
この示談書は、被害者の怪我がある程度終了した段階から行われるのが通常です。
交通事故示談 示談を誰が行うの?

出典:http://www.platto.jp/tsunagi/etc/201109_naiyou.html
示談は先ほど紹介したように、和解契約です。
基本的には加害者側から示談書の提示がおこなわれるのが一般的ですが、何を考えているのか分からないのか、まるで連絡もよこさない加害者も当然います。
その場合は被害者側から、掛かった費用と慰謝料の全てを記した書類を加害者側に郵送することになります。
この場合郵送する時には、内容証明郵便を使って送ります。
万が一相手が「そんなの受取ってない」「知らない」なんで事を言わせないために、配達記録が残る内容証明郵便で送るのが正解になります。
もし最悪裁判所に提訴する形になった時に、内容証明郵便の配達記録が証拠になったり、時効停止の証拠になりますので、普通郵便ではなく、「内容証明郵便でお願いします」と言えば郵便局がそのようにしてくれます。
交通事故示談 示談をするメリット・デメリット

示談をする場合、加害者側は当然ながら交渉のプロが登場します。
それに対して、挑戦者の被害者は自分自身が対応しなければなりません。
本来メリットは正直まるでないのですが、あえてメリットといえる程度ぐらいに思って下さい。
思わないと回答した三択の女王!竹下恵子さんに全部!
交通事故示談 考えられるメリットらしきもの
☑ 示談交渉は保険会社の担当者と行うので、自由に連絡を取り合って話し合いがする事ができ、効率よく進めば示談交渉は早期に解決します。
☑ 示談は当事者同士(代理人含む)で行うので、裁判による費用が発生しない。
☑ 示談交渉は保険会社の担当者が行いますが、裁判になった時は保険会社の弁護士と法的論争をしなければならないので、担当者と交渉した方が気持ちが楽。
自分で書きながら、メリットは正直おかしなことばかりです。
保険会社が考えた被害者に対する「示談交渉早期決着完全マニュアル」みたいな内容ですよね~。
特に3つ目は、相手が弁護士ならこっちも弁護士を立てるに決まってるじゃないですか!
これを考えた人は「損害保険会社の方か損害保険会社から送り込まれた秘密工作員」としか思えませんね!
2つ目については、裁判所に払う費用は1万円もかからないと思います。
唯一メリットかな~でもギリギリなんだよな~が1つ目だけですね~
メリットと表裏をなして一対となる物がデメリットです。
等価交換の関係は表があれば必ず裏があるのです。
交通事故示談 示談をするデメリット

損害保険会社との示談交渉は、被害者にとってデメリット的な事しかないのが実情です。
もちろん会社と名乗る組織なので、利益を生み出さなければなりませんから、示談交渉時にも被害者への示談金の提示額が以上に低かったりします。
☑ 示談交渉時に交渉のプロの方に利があるので、安い示談金で話が進められてしまう。
☑ 保険会社の言われるままに示談してしまった後に、後遺症が発症した場合、治療費などの請求ができなくなる可能性が大きい。
☑ 弁護士基準の高額な慰謝料を請求できない。
☑ 保険会社によっては所構わず時間無視などのルール無用の示談交渉電話をかけて精神的圧力をかけられる。
この程度にしておきますが、デメリットは考えれば考えるだけ出てきます。
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